宝箱の行方 後編


さて、自分の日記更新はままならず、

こういう小説書くことだけはやってる馬鹿、ツヴァイです(何

一応頑張って毎日書くつもりなので…リアル事情で忙しくない限りは…(ぉぃ

メールにまで感想をくださった方、ありがとうございます

まさかギルドHPまでやってきてくださるとは…(汗

小説の楽屋部屋で名前募集した結果、レス頂けた人の中で選ばさせてもらいます

(といっても一人しかレス無かった罠(けど嬉しい(笑)))

騎士の名前は⇒アルテス

魔女の名前は⇒リカーラ

となりました

名前提供してくださったシェルーナさんありがとうございました><

さて、早速ですが小説投稿2回目です

さぁ、とくと見てください(何様



☆宝箱の行方★ 後編


俺はリカーラという女魔術師と共に、

ソインゴッドという魔物が出るエリアを徘徊していた

そういえばリカーラって聞いたことがあるな…どこだったろうか…

かなり懐かしい名前のようだ…まぁいいか…

ソインゴッド、説明するのは苦手だが

まぁ言うなれば青くて、カッター手につけてる変なモンスターだ(適当すぎ

そのカッターから繰り出される攻撃も、

熟練した勇達からすればそんなに痛いわけではないが

初心者からすれば強敵の部類に入る

昔、戦士だった頃の俺もそこでよく狩っていたのを覚えている

一緒に組んでいた聖職者と共に、馬鹿みたいに乱狩りしていたな…

そして仲良く死んで腹いせにモス虐めしてたこともあったな…っと俺の人格疑うなよ?

別に、そういう趣味があるわけでは無い


いや、ホントだって!信じろ!


さて、昔話はそこまでするとしよう(無理矢理話を変えた

ソインゴッドをリカーラと一緒に掃除しつつ前に進んでいるわけだが

一向にその宝箱が見つかる気配が無い

しびれを切らした俺はリカーラに聞いてみることにした


アルテス「なぁ、リカーラ…」

リカーラ「何でしょぉ〜?」

アルテス「本当にココなんだろうな?」

リカーラ「えぇ、ここですわよ間違いありませんわ
     それとも、私の記憶を疑う気で?」

…コイツ本気か?

今までのコイツの行いからして、それは当たり前だと思うのが一般人の判断だ

アルテス「あぁ、あんたの記憶はあてに…」

落雷

ドゴォン!という爆音が洞窟内に響く

リカーラ「あ〜ら、ごめんあそばせ♪」

俺が言いたいことを言い切る前に、

いきなりモノボルトという電撃魔法をかましてきやがった…

アルテス「貴様なぁ…」

リカーラ「あら、ソインちゃんがやってきましたわ♪
     雷で葬ってあげましょうか〜」

そう言うとリカーラはモノボルトを唱えた

まばゆい電撃の光と轟音がソインゴッドを包んでいく

リカーラ「楽勝ですわね、1匹ぐらいでは…」

そう言って、魔法を放った場所に背を向けて歩き出す


アルテス「な!リカーラ!逃げろ!」

リカーラ「ぇ?」

彼女は後ろを振り向いた

そしてそこにはにはさっき燃やし尽くしたはずのソインゴッドが!

ソインがリカーラに攻撃をしかけようとしている

あの距離で攻撃を受ければ致命傷になりかねん

アルテス「馬鹿!」

そう言って俺は手に持っていた槍で、

光を越えるような速さでソインゴッド…いやスクリムの顔面を貫いた

一閃の光  -ピアシングボディ-

槍で貫かれたスクリムは行動不能になり

手に持っていたカッターが彼女の鼻の先ギリギリで止まった

俺は槍でスクリムを刺したまま投げ飛ばした

ぉ〜いい感じに飛ぶね〜ってそんな事言ってる暇は無い


リカーラは腰を落としていてきょとんとした顔をして俺を見ていた。

まぁ当然だろうな…

スクリムはソインゴッドとは見かけは同じものの

攻撃力がかなり上だから例え、移動魔法を習得できるレベルでも

その攻撃を背後から受ければ相当のダメージを喰う

ま、少しは仕返しが出来たような感じだな(笑

俺はリカーラに近づき

アルテス「立てるか?」

そう言って手を差し伸べる

リカーラ「え、えぇ…」

アルテス「ったく、お前もそれ相当のレベルならアレがスクリムだってことに気付くべきだ」

リカーラ「う、五月蝿い(うるさい)ですわね!いいんじゃありませんか!」

そう言って必死に反論しようとしている

今回は俺に分があるようだ…

まぁコレ以上コイツと言い合い続けるのは得策とは言えないし疲れるし…

適当にあしらっておくことにしよう

アルテス「そんなことはどうでもいい、ほらさっさと急ぐぞ」

リカーラ「そ、そうですわね…」

…やっぱり昔と変わってないですわね…

その時俺は彼女そう呟いてる事に気がつかなかった

アルテス「さて、今気が付いたがアレは何だ?」

そう言って俺はとある壁を指で指す

そこには


宝箱ここにありますの♪


とデカデカと書かれていた…馬鹿か?

かなり低知能と判断する…しかも宝箱なんかそこらには無い

しかも書き口調からして推測するに書いた犯人は…

リカーラ「あら〜忘れてましたわ、そういえば
     目印にそんな事を書いてたことをすっかりとぉ〜」

アルテス「…」

もう何だか文句言う気すら失せた…思わずため息が出る

しかしリカーラは想いふけった顔をしていた、

いつもみたいにフザけてるような感じではない

何があったんだろうか?

そう思っていると彼女は突然こちらに振り向き

リカーラ「まずはお詫びをしなければいけないですわね」

アルテス「…どういうことだ?」

リカーラ「あなたには嘘をついてましたの
     そぅ、金の宝箱なんて真っ赤な嘘、本当は私の…」

彼女はそこまで言うと無言になってしまった

何だ?気になる…

しかし少ししてすぐ彼女は言葉を出した

リカーラ「私の思い出を掘り返しにきましたの…」

アルテス「…思い出?」

リカーラ「もうあなたは覚えてないと思いますけど…」

アルテス「…?」

頭の中からそれらしき情報を検索しているのだが、一向に思いつかない

リカーラ「一度あなたが戦士の位の時、ココで組んだことがありますの
     そして…魔法を外してばかりの魔術師が居た事を覚えてらっしゃいます?」

そこまで言ってやっと検索が完了した

そうだ…確かココで5人ほどのパーティーで組んだことがあった…

俺、修道士、聖職者2人…そして魔術師…そしてその魔術師とある約束をしたことを…

思い出した…何もかも!

リカーラ「やっと思い出してくれたようですわね」

そう言うとリカーラはくすりと含み笑いをする

アルテス「あの時のキミか!というと思い出というのは…」

リカーラ「そぅ…あなたが私にくれたあのマジシャンリング…
     1年経ったら一緒に開けようって、言ってくれましたわよね?」

確かにそうだ、その頃の俺達は指輪を交換しようと言い合ったんだった…

俺はマジシャンリング、そして彼女はミリリング…

1年経ったら一緒に開けてプレゼントしあおうと言って…

そして、箱に入れてこのダンジョンのどこかに埋めたって事を…

リカーラ「あなたをルアスで見かけた時、騎士になって格好が変わっていらっしゃいましたけど
     私はあなただとすぐに分かりましたわ」

アルテス「…それなのに俺はあんたに気付かず…か、皮肉な物だな…」

リカーラ「まぁ最初はムッてしましたけどもういいですわ♪
     今こうやって思い出してくれたんですもの」

と言ってるものの、彼女の顔は嬉々としていて、いつもの子悪魔的表情では無かった(笑

リカーラ「まぁいいですわ、掘り返しましょう♪」

アルテス「あ、あぁ」

そう言って俺は槍で掘ろうとする…がやっぱり槍なんかじゃ無理だ…当たり前だが…

(仕方ない…)

俺は槍を思い切りふりかぶって地面へと突き刺した

そうするとドグォン!という音と共に地面が吹き飛ぶ

-ハボックショック-

騎士の攻撃技では今の所唯一の範囲攻撃だ

本当は地面に衝撃を走らせて敵を攻撃する技なのだが、今回は違う用途に使わせてもらった

破壊された穴から、箱の一部が見えていた

リカーラ「アレですわ!」

嬉々として叫ぶリカーラ、本当に嬉しそうだ

穴の中に入り俺はそれを引き抜く

ボコっという音と共に箱が出てきた

リカーラ「ありがとうですの♪」

そう言って奪うようにして土まみれの箱を取る

アルテス「ふぅ…一応それで約束は守れた訳か…」

俺は思わずため息をつく

リカーラ「開けますわよ?」

アルテス「あぁ、お前が開けてくれ」

リカーラ「分かりましたわ♪」

カチっと音がして、箱は開いた

そして中には…ミリリングとマジシャンリング…

当時は高価でまともに手は出せなかった物だ…

今は値段がガクンと落ちているが…

けれど俺達にはそんなことは関係無い、昔の時間…

忘れていた時間を取り戻す事が出来たのだからそれでいい

リカーラ「ありましたわぁ〜♪
     あたしのマジシャンリング♪」

アルテス「ふむ…ミリリング…御帰り…」

懐かしみあう…まるで初心の頃に戻ったようだ…

リカーラ「アルテス君」

アルテス「…何だ?」

リカーラ「ありがと♪」

アルテス「ははは…」

冷や汗を流しつつ返事を返した

リカーラ「この箱は貰ってよろしいですかしら?」

アルテス「あぁ、好きにしてくれ」

リカーラ「♪」

そう言って腰のウエストバックにそれを投げ込む


二人でもう少し余韻に浸っていたかったが周りにはまだ魔物がいることだろう…

俺は彼女にウィザートゲートを使ってくれるように頼んだ・・が

リカーラ「あら、もう少しここらで初心の頃を懐かしみましょうよ♪」

アルテス「けどな、俺にも仕事が…」

射殺すような視線が、ギロリとリカーラから飛んできた

アルテス「仕事がありますけど今回はリカーラさんを優先いたします」

慌てて俺は言葉を変える

リカーラ「うん、それでよろしいのですわ♪」

笑顔がまた子悪魔的になっていく

慌てて俺は言葉を変える

コイツ…やっぱ性悪だ…




結局それから小5時間ほどソイン狩りを楽しんでいた

彼女は昔の様に狩りをしていた…満足げな顔だったな…

まぁ、たまにはこういうのもいいかなと思う

疲れたが…






その後、溜まりに溜まった仕事の処理で死に掛けたというのは内緒だったりする



宝箱の行方 〜完〜


===============楽屋部屋=================

作者「やぁ、お疲れ」

アウテス「あぁ、お疲れ…」

リカーラ「お疲れ様ですわ♪」

    (アルテスがアウテスになってますわ…)

作者「とまぁまず聞こう、名前はどうだった?」

アルテス「そっちかぃ」

リカーラ「私は気に入りましたわよ♪」

アルテス「そうか?俺はもう少し…」

アルテス氏、発火

リカーラ「そういう貴方は自分の名前はどう思ってますの?」

アルテス「ん、これでいいと思ってるよ」

リカーラ「そう…」

    (アウテスって誤字に笑ってしまいましたわ…)

作者「さて、読んでくださった皆様、感謝です♪

   もう使いに使い切ったショボな脳みそからネタを捻り出して

   頑張りました、感想レスくださるともっと嬉しいです(贅沢」

アルテス「そういや、俺達はまた出るのか?」

作者「ん〜あんたら、もう用済みだよ」

アルテス「スコシマテヤコラ」

作者「冗談だよw また出すから安心してくれ
   というわけで次回作を楽しみにしててください(そんな奇特な方は居ないと思いますが(ぉぁ;」

リカーラ(…もしそれが本当ならファイアストームで燃やし尽くしてやりましたのに…)

作者「ヒィ!…殺気を感じる…」

アルテス「冗談はよしておけ、そろそろ終わりだぞ」

作者「…そうだな、ギャグはそろそろヤメにしておこう(何)
   それでは皆様に…感謝の気持ちをこめて…」

リカーラ「ファイアストーム連発?」

アルテス&作者「チガイマス」

作者「何だかふんぎりがつかないので無理矢理終わらせます(ぁ
   秘儀!CTRL+ALT+DELETE!(ぇ」



〜SEE YOU AGAIN〜






疲れた(爆