第四話 −少し時間が過ぎて−


「あの」

スオミでまったりしていると、突然女の子に声をかけられた。

「ん?」
「神官さんって、どこにいるんですか?」

彼女は緊張した様子でやっとこれだけのことを言い切った。

「こっち。ついてきて^−^」

あたしは彼女を神官のところへ案内した。

「ありがとうございました>x<」

彼女はぺこっとお辞儀をしてそう言った。

「いえいえ♪頑張ってね^−^」
「はい!ありがとうございます!」

彼女は元気良く応えると、狩場へと走り去っていった。

(なんか、昔のあたしを思い出すなぁ・・・^−^)

毎日ポンポンに通って。

薬飲みまくりの肉食べまくりで。

それでもやっぱり墓になって。

その度たくさんの人に助けてもらって。

「ミューウさん」
「ん?」

声がして振り向くと、喬華さんが立っていた。

「喬さんやっほ^−^」
「ミュウさんも^−^」

あの日、初めてパーティー狩りをしたとき。

喬華さんはなんとなく苦手だったけど。

いろいろあって、フレンド登録して。

それから毎日wisで喋って・・・。

今では一番の親友だ。

「なんか・・・70ヘルにもなるとマッタリし過ぎちゃうなぁ^^;」
「ですね〜^^;」

「せっかくだから狩り行こうか^−^」
「うん^−^」

そうして、二人は70ヘル抜けを爆走していった・・・。