第二話 −まぁこんな日もあるさ−


「25戦士拾ってくださ〜い」

「33修落ちてます〜」

こんな感じに―ノカン村ではパーティーを募集する人が多い。

何故かは知らないけれど、ここは人が集まるのだ。

「じゃ、俺たちも叫んでみよかー^−^」

今日は、フェイミンさんと二人でノカン村に来ているんだ^−^

・・・まぁあたしが途中で墓にならないようにって、わざわざ来てくれたの^^;

「24賊と28吟落ちてま〜すw」
「よっしゃ拾った〜!」

・・・早ッ( ̄□ ̄|||)

やっぱ吟遊詩人だからかなぁ・・・私一人じゃ叫んでも全然・・・;

「お名前は?」

「俺はフェイミン、あっちの子はミュウって言うんだ。よろしくな^−^」
「私は喬華(きょうか)だ。よろしく^^」

そう言って修さん・・・喬華さんはフェイミンさんと握手をした。

「そっちの・・・ミュウさん、だっけ?よろしくね^^」
「あ、はい。よろしくです^−^」

あたしの言葉が終わらぬうちに、喬華さんはフェイミンさんに向き直って言った。

「あと二人くらい、前衛と聖さん入れようか」
「だね〜」

そういえば・・・

「えと、何を狩るんですか?」
「おじさん」

・・・おじさん?^^;って、モンスターなのかな?

「ノカンおじさんってモンスターだよ。もしかして・・・ここ来るの始初めて?」
「・・・はい」

喬華さんに言われて、なんとなく気が重くなった。

「あの〜」

とそこへ、聖職者の少女が割り込んできた。

「私でよければ、ご一緒させて頂いて良いですか?」
「おお、ありがとです^−^」

喬華さんは祈りのポーズをとった。

「お名前は?」
「えっ・・と、私はコリンと言います。まだ30レベルですけど・・・」

「いいっていいって^^皆それくらいですから^^」

そのあと、クレスさんと言う戦士さんを加えて、

あたしたちはおじさん狩りへ出発した・・・。

なんとなく波乱の予感がするのは・・・あたしの気のせいであって欲しい;