第一話 −たとえばこんな盗賊の話−


「てぇぇぇい!」

ガキン!硬い手ごたえ。

「くっ・・・このォ・・・」

相手はたかがポンポンだ!こんなところで負けてられるか!

と―背後にモンスターの気配!

「!?」

―あっという間に、私はお墓になったのである;;

「あうぅ;;また墓だ〜;」

・・・ん?あたし?

そういえば自己紹介してなかったかな^^;私はミュウっていうんだ。

レベルはまだ22;駆け出しの盗賊なの。

今日は・・・いや、今日もポンポンを狩ってたんだけど・・・

またしても墓になっちゃって・・・名声がピンチだったり;

でもポンポンが美味しいから・・・薬をいっぱい持って毎日通っているの。

いつもはもっと人がいるんだけど・・・。

「なんで今日に限って誰もイナイのよぉ;」

ホントに、この日は人がいなかったのよ;助けてくれる人もいるはずなく・・・。

―と、突然聞きなれた声が聞こえてきて、振り向く。(墓って向き変わるんだね・・・。

「おぉーい、そこにいるのミュウじゃないかぁ?」
「お、あれぇ?フェイミンさん!?」

青い吟遊詩人Lv1の服を着た男の人、その名もフェイミンさん!

神様ありがとぉ〜;w;

「あはっwやっぱしミュウかぁ^^」
「えへっwそのとおりです^^」

「あっ、ゴメン、俺コマ持ってないや(「□)うわぁん;」
「あ、そですかぁ^^じゃぁ帰還しよかな〜」

「(こんちゃーw)」

突如wisが!!!

「にょぁ、シナさんからwis!」
「おおwシナちゃ来てたんか〜^^良かったねぇ」

シナさんはとぉっても優しい聖さんなの>x<

「(こんにちはーw)」
「(今お暇〜?w)」

「(えーと・・・墓ってます^^;)」
「((゜□゜))」

「(^^;)」
「(どどどど、どこでっ!?)」

「(ポンポンです・・・)」
「(おkw蘇生しに行くねw)」

・・・wis途切れる・・・。

「シナちゃ、何だって?」
「蘇生しに来るそうです・・・」

「おおwおめっとーw」
「うう;いつもいつも申し訳ない・・・;」

―wisから数分後、シナモン・・・もといシナさんと、お友達の魔さん・・・

 紫苑さんがやって来た!

「ミュウちゃやほ〜w」
「ありゃ、ホントにお墓なのね;」

二人とも微妙に楽しい人なのよね^^;

「シナちゃ、紫ぃちゃ、お久しぶり〜w」
「にょぉぉフェイちゃ〜w転職おめでと^^」

「(゜□゜)いつの間に詩人に・・・」
「ついこの間さw」

「・・・っと、ミュウちゃ蘇生しなきゃ^^;」

「わざわざありがとうございます>x<」
「いえいえwリザでいいかな?」

「(゜□゜)そそそんなもったいない・・・」
「じゃリザ行くね〜^^」

・・・結局リザ使ってもらっちゃった・・・>x<

リバイブでも十分なのに;w;

「良かったらレベル上げ付きあおっか?w」

「(゜□゜)いいんですか!?」

「(*゜∀゜)*。_。)*゜∀゜)*。_。)ウンウン、暇だから^^」

「じゃ私もご一緒しちゃおうかな?w」

「(゜□゜)紫苑さんまで!」

「暇ですからw」

「フェイちゃもど〜お?w」

「おwこりゃありがたいw」

「じゃ〜行きましょー!」

・・・そんなこんなで、私の毎日は、波乱だらけなのでした^^;