『予想外の…〜参加者、現る〜』


数分後…。

(イリューム:「ラファ姉、場所の確保はできたぞ」)

とオレは、WISで話した。

(ラファン:「ありがとう。で、場所はどこなの?(^^」)

と訊くラファ姉にオレは、場所の詳細を話した。

(ラファン:「ありがとう(^^」)

(イリューム:「礼は、いい。けど、オレは23日まで友人の家に泊まるからな。」)

(ラファン:「了解w」)

ラファンの「了解w」を聞いた後にオレはWISを切った。

「これでOKだ。」素の会話に切り替えてしゃべる。

「そうだ。コレを…。」と言ってリゼルが取り出したのは、一つの鍵。

「コレで建物の鍵が開くから、お姉さんに渡しに行って来て。」と言われて

オレは再びクー兄の家に戻り、ラファンに鍵を渡した。


リゼルの家に戻ったオレは、リゼルと一緒にディグDへと向かった。

行き先は『ソインゴット』エリア…。


その後、クロスティアはどこかへ出かけていたクーリエが戻ってきた時に

ラファンがお料理教室を一時的に開講することを告げて

クーリエと一緒にビラをつくっていった。

そして、それをミルレス・スオミ・ルアス・ルケ・サラの5箇所の町の

伝言版に貼り付けた。


一人になったラファンはソファーに座ると、再び『ヌケガラ状態』に陥っていた。

しかし、次の瞬間

(ティアイエル:「あのー、お料理教室やるってホントですか?」)

と入ってきたWISでスグに現実に引き戻された。

(ラファン:「はい、やります。(^^」)

(ティアイエル:「じゃあ、参加しますね(^^」)

と一人のWISはそれで終わった。

しかし、この後数分おきに

(風林火山:「お菓子作りをするそうですね。僕も参加させて下さい(^^」)

(ミュア:「楽しそうっぽいから、参加したい〜♪」)

(ミリア:「お菓子は作ったことがないので、子供のおやつにでもいいかなと…

参加してもいいでしょうか?」)

と次々と参加希望者が増えた。

(私も落ち込んでる場合じゃないですね(^^))

ラファンの中で気持ちが少しだけ明るくなっていった瞬間だった。