『予想外の…〜ラファン落胆〜』 しかし、それから再び『平和』は、やってきた。 何事もない平和が…。 (トフィかどうかは今の時点じゃ、分からない。)とだけ結論付けて オレは平和な時間を過ごした。 あと1週間で12月になる頃…。 オレは、クーリエこと『クー兄』の家に遊びに行った。 クー兄の家のドアはカギが開いてたので、遠慮なく中へと入った。 家の中に入った後に「クー兄、いる?」と呼びかけてみたが 家の中にクー兄の反応はなく、代わりにどよーんと重苦しい空気が広がっていた。 重苦しい空気の主は、意外なことにラファンだった。 ラファ姉は、ソファーに腰をおろしたままで虚空を見ながら呆けていた。 「…。(゜゜」と無言で呆けているラファ姉。 オレは声をかけるべきか迷ったが、声をかけられずに内心うろたえていた。 (うぅ、どうしよう。)と困っていると 「…。煤i゜゜」と無言のまま、虚ろな目でラファ姉がオレを見た。 「あっ、ら…ラファ姉?(^^;」と苦笑の顔で呼びかけてみたが ラファ姉は1分ほどオレを見た後にスッ…とソファーから立ち上がると フラフラ〜と台所の方へと消えた。