題名不明その4 前のタイトル、Vでした。すみません と言っても見てる人がいるのか不思議ですがね・・・ 先頭も無ければ、ただのお話ですからねぇ(遠い目 では、本編・・・・ (なお、これはすでに編集時で修正済みです。ご了解ください) ―――――――――――――――――――――――――――― 「ん?君は初めて見る顔だな。新入りかい?」 突如かけられた、声に驚きながらも、声の主を探る。 正面からかけられたはずなのに、その姿を確認することは出来なかった。 彼女は不思議がる。 「違う違う、下だよ下。」 再び、聞こえ、言われるがままに視点を下にさげてみる・・・ なんかがいた。カラスだろうか? 「僕の名前はピンキオ。以後ヨロシクね。」 そのピンキオとやらは、カラスだろうがどうでもいいみたいだった。 そんな考えていた彼女をお構いなしに話を続けた。 「君にあった仕事があるんだけど、引き受けてもらいたいんだけど・・・ なぁに、ただその辺にいるモスというモンスターをやっつけるだけだよ。」 (モンスター・・・・ね) 彼女は思う。平和の世界にも何かはあるんだなぁ・・と (しかし、ピンキオと名乗ったこいつはしゃべれるんだ?) 彼女は思う。こいつもモンスターでは? (・・・) 彼女は思う。違うか・・・自分のほうが十分モンスターか・・・ 過去を振り返る、あの世界にいる私・・・そして・・・ 「で、受けるの?受けないの?」 一人考えていた彼女を現実に戻す。 彼女は悩んだ。 モスというモンスターを倒すということに・・・ モンスター言えど生きてる命には変わりない。 自分がなぜここにいる? あの世界でやったことを繰り返さないためにここにいるんじゃなかったのか? 自分に言いつかせる。 だから、聖職者にした。多くの人を救うために・・・ あの世界に戻って、私はなにができる・・・ もう誰も救えない・・・いやあいつらのすることを やめさせなければ、あの世界の人たちは救われないだろう。 ならば私は前に進まなくてはならない。 例え、多くの血が流れようと・・・ 彼女は、顔を縦に振り、その仕事を請けることにした。 ミルレスの町を出て、目的のモンスターはすぐ見つかった。 蚊のような、モンスター”モス”・・・ 彼女は、ポケットからウッドスタッフを出す。 そして、構える・・・ 独特な構えであった。それは魔導師がもつ構えにも近かった。 そして、杖をモスに振るう・・・ ミルレスに戻った。 彼女はピンキオに報告をして、 報酬として、野宿1セットとグロットをもらって その場から去っていた。 ミルレスに、夕日が照らし始めていた・・・。
![]()
![]()