題名不明その10 うー、最近死にまくってアスやる気ゼロになってきた・・・ 小説書く気も・・・(マテ ――――――――――――――――――――――――― 「昼と夜じゃ、雰囲気変わるなぁ・・・」 そりゃそうか、と独り言を付け足しながら 彼女はミルレスのある丘で昼を取っていた。 そこから眺める風景は、絶景というまでは いかないが、太陽に照らされ鮮やかな緑が広がっていた。 (どうせ、昼を取るなら静かで風景がいいとこ) と思い、彼女は昨晩踊ったこの場所に来たのであった。 人もいなく静かで風景がよく 彼女が思ったとおりの場所であった。 (隠れスポット?!?) 半分にやけながら、りんごを口にして 静かに流れる時を眺めていた・・・。 ふと何かを思い、彼女は鞄を漁り始めた。 朝に比べると鞄は太っていた・・・ その変わりか・・・金袋はやせていた・・・ ・・・・・・・ 彼女が広場を立ち去った後・・・ 彼女は店めぐりをしていた。 武器屋に雑貨屋、薬屋・・・ 少ないグロットで、完全装備とまでは いけなかったが、大分ましな装備にはなった。 最後にピンキオが言っていた 神官とやらに会いに行った。 その神官から、彼女はいろんなことを聞いた。 魔法のことや、歴史とか、他の街とか・・・ そして、今にいたる・・・ 彼女が鞄から出したのは 街中に落ちていたダガーであった。 おもむろにそのダガーを右手にあて 傷を作った彼女。 そこからは血がたらーと流れてきた・・・ ゆっくり・・・斉唱を始めた彼女。 淡い光が包み、傷が癒されていった・・・ 「おぉ。」 と思わず声を出した彼女。 (って何驚いているんだよ) 内心突っ込みを入れた彼女は苦笑した。 あの世界ではもう当たり前になってしまったこと・・・ (最初のころはこんな風に驚いていたのかなぁ・・・) そして、一人で笑っていることに気づき 笑いが止まらなくなったようだ。 笑いながら彼女は血が付いたダガーを もてあそんでいた。 「さて・・・」 もてあそんでいたダガーを鞄に入れ、 重くなった鞄を手に、彼女はこの場を去った。
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