魔術師の決意 その2 ハープを弾いて歌ってる吟遊詩人には、何故かネクロマンサーの魔法はかからないみたいだ。 その男はさらに強力な魔法をかけたが、それも吟遊詩人の踊りと歌に負けてしまった。 それを見ていたほかの人たちは、体に力が戻っていき、 武器を拾い、その男に向かったが、 その男はウィザードゲートを使ってどこかに行ってしまった。 私は勇気を出してその人に話しかけてみた 「あ、あの・・・」 「ん?どうしたの?」 「あの、弟子にしてください!」 「え!?いきなり、どうしたの?」 「い、いや、さっきのを見てて、その・・・」 「あぁw、さっきのねw私はただ踊ったりしてただけなんだけどねー」 「でも、すごいですよ!私、ぜんぜん力はいらなくて何もできませんでしたから・・・」 「しょうがないよwそれよりあの男、私の古い友達なの。 昔は仲良く狩りしてたんだけどね、ダンジョンの奥深くにいる、ネクロケスタに洗脳されちゃって・・・」 「そうだったんですかぁ・・・・・・そうか!だからだ!」 「どうしたの?」 「あなたにあの人の魔法がかからなかった理由は、あなたは昔のお友達だから、 きっとあの人の中の何かがあなたに魔法がきかないようになったんですよ」 「ふふwそうだったらいいわねw」 「あの・・・私の師匠になっていただけますか?」 「私みたいなのでよかったらねw」 「はい!!よろしくお願いします!!」 こうして、私とこの人・・・あ、ルーティーさんは師弟関係になりました。 私はルーティーさんに連れられ、いろいろなところへ行きました。 怖かったときも楽しかったときも、この人がいれば何故か安心できました。