第3話


「ライズ・・・だれだ??思い出せない・・・。」困惑しながらも考えた。

でも、思い出せないのは事実だった。

「あーあ、その様子だと会ってないみたいだな。
お前が一番アイツと仲が良かったから、
もしかしたら今でもまだ連絡とってるかと思ってたのにな。」
とクロックは落ち込んだ。

オレと一番仲が良かった?…狩り仲間だろうか?
どんな奴だったんだろう?いろいろな疑問だけが残る。

しかし、それに関しては
「そういやライズは、あの当時お前とは2か3くらいのLv差があったよなぁ。
INT魔になりたいとかゆってて、よく無茶やらかしまくってた・・・」
とクロックが昔を思い出すように話してくれて、大体の人間像はつかめた。

その後、クロックと別れたクーリエは、ゲートで再びミルレスへと瞬間移動した。
まだ沢山の謎を残したまま・・・。