『当たり前という名の境界線』


この世には、公に知られているものでも

人によっては知らないこともある。

そして、私は今までに知らないことがいっぱいあった。

今も知らないことはあるし、多分これからも分からないものは、出てくる。

しかし、何でもそうだが

『それが当たり前だ。』という考え方は、厳しいものがある。

それは、アスの世界でも同じだった。


3年前・・・私はこの世界に生まれた。

『ラファン』と言う名の聖として。

そして、何度か壁にもぶつかって現在Lv70だ。

けど、それまでの間にはいろんなことがあった。

今回は、そんな私の過去から今までに発見した

『当たり前』を追求する話です。


アスガルドの世界にやってきた時に私は、困惑した。

困惑の原因は、ミルレスの町に入ってすぐだった。

道も何もまったく分からない。

慌てていろんな機能やらをいじくった。

どこに何のお店があるのか?

門の先には、何がある(いる)のか?

まるで行き先の分からなくなった子供と何ら変わることなく

私はうろうろしていた。


「あのぉ…。」と聞きたくても聞きづらい空気。

やっとこ一人の聖職者に声をかけた。

その人に薬屋や神官のいる場所まで教えてもらう。

そしてようやく分かった時には、感謝した。


今日、私がイアサーバで居るときに

『どこへ行きたいのか迷ってる人が訊いてきたら、教えよう』

という教訓が出来たのもコレがきっかけだった。

やっぱり実際に歩いたり・詳しい人に聞いた方が分かりやすい。