『ナゾの薬、騒動記』 その10


それから数日後、イリュームの家。

「本当にゴメン!」と詳細を話して謝るのは、またーり聖。

「いや、いいよ(^^;」と苦笑しながらも許してくれるのは、イリューム。

…といつの間にそこに居たのか。


「あの薬、アンタが作ったのか。」とトフィの声がした。

突然の声にビクッと驚くイリュームとまたーり聖。

ゆらーりと立ち上がるトフィを注視するまたーり聖に

「頼む。あの薬、おくれ。(・∀・)」と言い出すトフィ。

「何に使う気なのさ(^^;」と苦笑するまたーり聖

「何ってそりゃ…。」とトフィは、イリュームを横目で見て

「なっ…。」とまたーり聖に同意を求めようとしていた。

「なっ…。じゃないぞコラ!!(・・#」

と視線に感付いたイリュームが怒り出す。

「うわぁー!イリュームが怒ったぁ!!(><)」

とトフィは、インビジブルで姿を消した。

「待てや、ゴルァ!!(・・#」

「やだー!待ったらお前に殺されるー!!(><」

怖いよぉー!と叫んで逃げまくるトフィとイリューム

彼らの関係が、再び元に戻るのは、これより3ヵ月後…。

                          終わり