『ミキルディアとエルフィU』


それからルケDでエルフィとガブリエルの2人は、

ドロエリアで戦っている仲間のPT集団と合流した。

「おっ!ガブリエル!!ん?その子は??(・・?」

と不思議そうな顔でエルフィを見るPTリーダーのコン。

「コン、この子も入れてくれ。リカバリは使えるから(^^」と言うと

「OK、OK!ガブリエルの顔見知りなら、歓迎だ!(^ワ^」

とすぐにエルフィをPTに入れてくれた。


「ありがとう…ございます(///」

おどおどした様子で挨拶するエルフィに

「おぉ、礼儀正しいなボウズ!頑張れよ(^^」

と言うとコンは、エルフィに噛み付こうとしていたサコパリンクに切りかかる。

サコパリンクは、エルフィに噛み付く前に倒されて砂浜の砂に埋もれた。


「ドロ出たらやっつけるぞ、みんなーぁ!!」

「おぉ!!」とコンの言葉に賛同するようにみんなが叫ぶ。

その後…エルフィは、経験値も名声も上がっていった。


日暮れと共に狩りも終わりを告げた。

みんながゲートでそれぞれの町に帰っていく。


ルアス王宮庭園前…。

そこに現れたガブリエルとエルフィ。

「どうだった?エルフィ(^^」と笑顔で聞かれて

「お兄ちゃん、ありがとう。おかげで怖くなくなったよ(^^」

と笑顔になるエルフィ。

「そっか。良かった(^^」とガブリエルも笑顔で笑う。


ガブリエルと別れた後、エルフィはWISをした。

相手は当然、ミキルディア。

(エルフィ:「おねえちゃん、さっきはごめんねm(__)m」)

とWISで謝るエルフィ。

(ミキルディア:「もういいよ(・・#」)

怒ってるミキルディア。

(エルフィ:「僕ね、やっと分かった気がしたんだ。

今日ガブリエルに会って、怖くなくなるコト教えてもらった。

そしたら怖くなかった。…おねえちゃん、またいつか狩りに行こう。」)


ガブリエルの名を聞いて、何となく考えが変わったのか

(ミキルディア:「じゃあ、明日ね。明日泣いたら、もう知らないから」)

とだけ言ってWISを切るミキルディア。


そして、翌日。

待ち合わせの場所に装備・アイテム共にそろえたエルフィは

約束の狩場にミキルディアが来ることを待った。

約束の時間…ミキルディアがやってきた。

「行くわよ(・・」と言うミキルディアに

「うん(・・)”」と頷いてエルフィは、ミキルの後をついていった。


夕暮れ時、ミキルディアとエルフィは、無事にルアスに戻ってきた。

「エルフィ。これなら狩りが一緒にできそうね(^^」

とミキルは、上機嫌だった。

「うん、だって…頑張ったから(^^」と笑顔のエルフィに

「よくやったわ」とミキルが頬にキスしてきた。


「…(///」と顔が真っ赤で何もいえないエルフィに

「敢闘賞よ(///」とだけ言ってミキルディアは、歩き出した。


…名声・Lv共に結婚できる最低条件はクリアしたものの…。

まだまだこの2人が結婚するのは、先の話かもしれない。

頑張れエルフィ!愛しのミキルディアと結婚できるその日まで!!