アポカリプス Y ルケ休暇の一方・・・ フェイは・・・ ミルレス森 中間地点 彼はルアスを離れ、久々に(徒歩で)ミルレスへ向かっていた が・・・ 「ぜい・・・ぜい・・・」 道に迷い、食料も尽き、毒キノコを食べてしまい、ボロボロだった ふらふら歩きながらウインドバインで近寄る魔物を倒していた・・・ ってか、まずノカン肉に当たったのだが・・・ 「もう・・・だめだ・・・」 力無くその場に倒れこんでしまった・・・ しばらくして・・・ 光り輝く「なにか」が魔物に当たり、次々と動かなくなる・・・ その「なにか」を撃っているのは修道士の女性 ・・・まだ若い そして元気良くテコテコ(小走りに)狩場を移動する そして・・・ むにゅ 「?何か踏んだ?」 「・・・・・・・・」 「・・・ひぃやぁ!」 嗚呼瀕死のフェイは彼女にふんずけられてしまった・・・ ・・・あやうく墓に入る所であった・・・ 「あうあう どぅしよう!」 おろおろしている・・・明らかに焦っている 「・・・う・・・」(こっちはマジで危険だな) 「・・・あ、そうだ。」 ごそごそと袋から何かを出し・・・ 「開け!ミルレスリンク!」 そしてミルレスへと移動する瀕死のフェイと女性 ミルレス とある民家 「・・・ん・・・?」 意識を取り戻したフェイが見たのは見慣れない小部屋の天井 「・・・何所だここ・・・」 ゆっくりと上体を起こしてみる 体がだるくない・・・ どうやら(キノコの)毒素は抜かれているらしい 「・・・?」 (何があったんだっけな・・・ そうだ・・・たしか徒歩でミルレスに行く途中で・・・) がちゃ 「お、目が覚めたようですねぇ♪」 少し幼さを残す感じのする男性がドアを開けて入ってきた 「?ここは?」 「ここはローズの家だよ。」 「ローズ? 誰だ?」 「森で倒れていた貴方を助けた女性ですよ♪」 (・・・そうか、俺は倒れたんだった) 「今は買い物に行ってます。」 「・・・」 「はい、質問は?」 「貴方の名前を教えて欲しい・・・」 「あ、ごめん。自己紹介がまだだったねぇ。」 一呼吸置いて・・・ 「僕の名前はライアス 聖職者だよ 今の所ローズの家に居候させてもらってる ふだんミルレスから外には出ないんだ・・・」 「私はフェイ ルアス王宮魔法研究所所長だ。」 「へぇ、お偉いさんな訳ね。」 がちゃ 「ただいまーw」 「あ、ローズ。こっちだよ〜。」 「はぁーい。」 てこてこ歩いてきた女性・・・彼女がローズなのだろう 赤色の長い髪を両側で結っている 見た感じ・・・修道士だ 「あ、こんにちわ〜w」 「こんにちわ。」 「私がローズです。だいたいの事はライアスに聞きました?」 「ええ。」 「この人、フェイさんって言うんだってさ。」 「よろしくw」 「よろしく。」 「あ、そだ。ライアス、お昼ご飯作ってくれない?」 「・・・別にいいよ。」 そう言って長髪の青年は部屋を出て行った・・・ 彼がルアスに帰るのは アレス達のルケ休暇が終わった後になる =============================== 登場キャラ紹介 ローズ Lv65 修道士 年令22歳 A型 装備 カイナックル シラットピアス ジャグルヘダー ミルレスに住む修道士の女性 ちょっと天然系(ファル程ではないが) 実はアレスたちとは知り合いである ライアス Lv65 聖職者 年令23歳 O型 装備 ビショップスタッフ ビショップメンタル ブラッディカウル ミルレスに住む聖職者の男性(居候だが) ファーマシー好きのせいで家賃が払えなくなり、ローズを頼った けっこうしっかりもの(打算的?)である ================================= ついにアレスが登場しなかった〜!!!!! あ、ついでに言うと、今回のローズにはモデルが・・・ ってかライアスはモロに俺です Lv違いますすいませんm(__)m 次回はルケ休暇の終わったアレス達のもとにフェイ達(ぇ)が 帰ってくるお話です でわ 感想お待ちしていますm(__)m
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