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 エルヴィスたちは、長老にお礼を言い
カプリコ族の集落を後にした。
バハの後を4人は着いていき、
森の奥深くへと進んでいった。

「ねぇレット、あんなの食べてお腹壊さないの?」
途中カーウェンは前を歩いている
カプリコに聞こえない様
そっと小声でレットに話しかけた。

「金銀財宝や遺跡だけが、お宝じゃないんだぜ。
 上手い食いもんも俺に取っちゃお宝さ。
 モンスターと交流を持つと
 いろいろ珍しい物が食べれるんだよ。
 ザドの肉はすげえ上手かったぜ。
 今度お前もちゃんと食ってみろよ」
レットはニヤっと笑ったが、
カーウェンは遠慮しとく、と渋い顔をするだけであった。

「着きました。
 あとはこの獣道をまっすぐ行くだけです。
 一時間ほど歩けば洞窟があり、
 そこまで行けば聖地を守護する
 カプリコにも襲われる事はないでしょう。
 ただそれまでは危険ですので十分注意してください。
 獣道は一本道なのでまず迷うこともないはずです」
エルヴィスたちはお礼を言い、バハはお気をつけてと一言
言い残し暗い森の中へ姿を消していった。

「さて、こっから何があるかわからねぇ。
 皆用心してくれ」
レットの言葉に3人は頷いた。

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ここまで話を進めるのに7話もかかった・・・。_| ̄|○
なるべく簡潔にしようとしても
性格上くどくなってしまいます(^^;

飽きが来るかもしれませんが、是非最後までお付き合い下さいませ。