『おチビちゃん騒動』 翌日の早朝…。 ラファンは、早めに起きるとミルレス町広場へと走った。 (何かそれらしき怪しいものは、落ちていないだろうか?) と周りをうろうろして見るラファン。 しかし、それっぽいものは全く見つからない。 そんなこんなで探し回っている間に時間は刻々と過ぎていく。 気が付けば、朝の10時。 (一旦家に帰って、それからまた来ることにしましょう。) とラファンは一旦引き返して行った。 走り去るラファンを見て 「あの小娘。異変に気づいたかもしれんな。」 何者かがそこに居た。 それから2時間後…。 クーリエ・ラファン・シュア・イリュームの4人で再び町広場に来た。 何が原因なのかを探るべく、 4人は広場内でお互いの存在が確かめられる程度の距離で探しものをした。 しかし、落ちてるものと言えば、精神安定剤やら解毒薬など 他の町でも落ちてそうな薬をたまに見かけるだけで それ以外にはコレといったものがナイ。 (一体何が原因なんだ?)と4人が考えていたその時。 4人を含む町広場にやってきた人たちの姿が霧に包まれていく…。 「え?(・・?」 「あっ!煤i・□・;」 「何故だ!(・・;」 「わぁっ!(><」 その場にいた人たちが霧で見えなくなる。 そして、霧の中で4人の姿も小さくなっていく。 霧は広場全体を包んで、広がっていった。 まるで全てを覆い隠すように…。
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