その1 ここはルアスの王宮前広場のとある一角、 そこではギルドの会議が今始まろうとしていた 「え〜、皆さん。今回ここに集まってもらったのには訳があります」 と騎士の格好をしたギルマスらしき人物がそう言った 集まっているのは数人だろうか・・・職業はまちまちであった 「今日、このギルドに攻城戦の申し込みが初めて入りました」 とギルマスがそう言うと、 「攻城戦ってどんなことをするんですか〜?」 と一人質問をした人物がいた 彼の名はマルージ。まぁ、はじめてやる攻城戦だから無理もないか・・・ 「攻城戦とは、城を守る側と攻撃する側とで分かれて戦うことです なお、今回攻撃してくるギルドは・・・ ってマルージ!人の話しは最後まで聞け〜!!」 とそう言うと話が難しすぎて、寝てしまったマルージを怒鳴ると、 「まぁ、大体は経験したものもいるかもしれませんが。 今回は城を守ることがメインなんで、 王座を守り通せばいいだけだからがんばってください。」 とギルマスがそう言った。 「あと、この人数では不利なので。助っ人を頼んどきましたのでよろしく また、・・・・・」 と延々としばらく話をした後、ギルメンは解散し、それぞれ準備をしに行った 話は変わり、ここはルアスのとある酒屋、 ここはマルージが所属するギルドの馴染み深いところであり、 なおかつギルマスの知り合いの父親が経営していることもあって よくここでメンバーは話し合いをするそうだ 「ふ〜ん。で、攻城戦に行くことになったわけね」 とメルがそう言った 「ま、がんばれよ。俺も一度助っ人として出たことがあるからな」 とレゴラスもそう言った 「レゴラスも出たことあるんだ・・・で、どうだった?」 とマルージが聞くと 「まぁ、一言で言うと地獄だな。」 とそう言った 「じ、地獄って・・・大丈夫?」 とメルがマルージのほうを見て心配そうにそういうと 「ま、大丈夫。なんとかなるよw」 とそう言うと 「お前さん、攻城戦をやるのかね?」 と老人が突然マルージに声をかけてきた 「えぇ、そうですよ」 とマルージがそういうと 「やめときな、あのギルドに攻められて生きて帰ってきたものはおらんよ」 と老人はそう言った 「それはどういうことなのおじいさん?」 とメルが聞くと 「あのギルドは裏ではかなりの悪さをしているらしい」 とその老人はそう言った 「あんたも若いだろうに、そんなことで命を粗末にするもんじゃないよ」 と老人がそう言うと 「ま、マルージ、大丈夫?」 とメルが不安になって聞くと 「ま、何とかなるよw」 と笑顔でそう言った 「まぁ、若いもんにそんなことを言ったって無駄だろうに。 今までそう言って彼らに挑んでいって 生きて帰ってきたものはおらんというのに・・・」 とその老人はそう嘆くと 「まぁ、とにかくこれは私からのせめての気持ちだ飲みなされ」 とそう言って酒を注ぐと 「そうですか、それではいただきます」 とそう言ってマルージが酒を飲むと ドテ、ガシャーン とそのまま倒れてしまった・・・ 「大丈夫!マルージ!?」 とメルがそう言うと 漂いつぶれているだけのようだ・・・ 「まったく世話の焼ける・・・」 とレゴラスがそう言ってマルージを担いで酒屋を出て行った しかし、数人がその光景をじっと観察していたのは知るよしもなかった――― 「まったく、飲めない酒を飲むからこうなるんだから・・・」 とレゴラスが酔いつぶれて寝てしまったマルージを担ぎながらそう嘆いた 「にしても、あれくらいで酔うなんてめずらしいね」 とメルがそう言うと 「マルージはめっきり酒には弱くてなぁ、 一度酒蔵に行ったときなんかにおいだけで倒れてしまったからなぁ」 とレゴラスがそう言っていると マルージの体が突然光り始めた 「な、なんだ?」 とレゴラスが驚いて空を見ると、 空には満月が輝いていた 「ま、まずいぞ」 とレゴラスがそう言って全力疾走で家に戻ったのだが・・・ 家に着くことにはマルージは翼を生やした少女になってしまっていた マルージを寝かした後、 少女になったマルージを見て 「明日の攻城戦が不安になってきたよ・・・」 とレゴラスは一人嘆いていた ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ え〜っとこんな感じで始まりました攻城戦(普通) なぜ普通かといいますと、スペシャルではリレー小説にしようと思っているからですw できれば大勢の参加楽しみにしておりますw え〜実は大半の設定が決まってなかったりして^^;(え ま、まぁ次の更新はいつになるやら^^; では次回におあいしましょ〜♪
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