プロローグ ※この作品は(主に)フィクションです。 実際のアスとの関連は(わずかしか)ありません。 ルアス王宮前庭 「君もついにルアス騎士団に入団したのか」 丹精な顔立ちをした戦士が魔術師風の男に話かけていた 「アルスなんか規制ねじ曲げてまで入団したろ」 アルスと呼ばれた戦士は反論する 「レスター・・・君は魔術師だろ」 レスターと言う魔術師は・・・ 「あ、出陣まであと1時間〜」 「話逸らすな!!!」 カプリコ砦 「進め〜! カプリコどもは叩き潰せ!」 隊長格の男が叫ぶ 飛び散るのはカプリコの血と 兵士たちの血 カプリコ掃討作戦・・・実際は数を減らすだけだが・・・ 「ひるむな!叩き潰せ!」 隊長が再び叫ぶ その横ではアルスが奮戦していた 「チッ!数が減らないぞ!」 アルスの横を氷の槍が飛んでゆく レスターのアイスランスであった カプリコの胴を貫き、背中から突き出る そして溶けてゆく氷の槍・・・ 回りでは次々兵士が殴り殺されていた カプリコ砦に響くのは兵士の断末魔・・・ そして倒れこむカプリコ アルスはスワートソードで次々カプリコを斬り付ける それを補助するレスターの魔法 「クッ・・・退け!退くんだ!」 隊長格が叫ぶ 一斉に退却する兵士達 そして・・・ ナイトカプリに斬り付けられるレスター アルスには時が止まったように感じた 「レスター!!!」 続く
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